いくら自分が安全運転を心がけていても、配送中の「交通事故」は予期せぬ状況で起こりえます。
そういった際に、自分の正当性や相手の過失の証拠として使えるドライブレコーダー映像。
配送の仕事でもドライブレコーダーを積極的に導入したほうが良いのでしょうか。
また、どのようなメリットがあるのでしょうか。
今回は宅配業とドライブレコーダーについて詳しくご紹介します。
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いくら自分が安全運転を心がけていても、配送中の「交通事故」は予期せぬ状況で起こりえます。
そういった際に、自分の正当性や相手の過失の証拠として使えるドライブレコーダー映像。
配送の仕事でもドライブレコーダーを積極的に導入したほうが良いのでしょうか。
また、どのようなメリットがあるのでしょうか。
今回は宅配業とドライブレコーダーについて詳しくご紹介します。
「ドライブレコーダー」とは、運転しているときの映像や音声などを記録する車載装置のことです。
最大のメリットは、交通事故の際の相手の過失、また昨今の社会問題ともなっている煽り運転などの危険運転の状況を映像として残すことができる点です。
つまり、事故の証拠を残す自衛策としての導入が、ドライブレコーダーの最大のメリットです。これは、いざというときに大変心強いものです。
ドライブレコーダーは様々な種類のものが販売されていて、家電量販店やカー用品店、そしてAmazonや楽天市場などのオンラインショップでも簡単に入手できます。
価格帯については、1万円以下~3万円ぐらいで基本機能が網羅されたオーソドックスなタイプが多く販売されており、市場の主流となっています。
録画機能としては、「常時録画型」と「イベント録画型」の二つがあります。
前者は常に録画されていて、古いデータから新しいものへデータが上書きされていくタイプで、後者は事故やニアミスなどの衝撃をセンサーで感知した際に、その前後の映像が保存されるタイプです。
設置は、シガーソケットを利用するタイプと車両電源直結タイプの2種類があります。
今はYoutubeでも配線を詳しく解説している動画がたくさんありますので、ご自身で取り付けることもそんなに難しくないですよ。
最近の機種では、無線LANやWi-Fi接続機能のあるものも多いです。
この機能が主流ではなかった少し前までは、SDカードをパソコンに接続して映像データをコピーして・・・と手間がありましたが、今はスマホと接続することで、映像をその場で気軽に確認できたり、カメラ位置の調整ができたりと、大変便利な使い方ができるようになっています。
そのほか、速度・GPSのデータ記録機能がついているものもあり、事故の際の証拠として状況をより具体的に残せるようになっています。
また、ソニーが開発したCMOSセンサー「STRAVIS」という暗い所も鮮明に録画できるセンサー機能も今とても人気となっています。暗くなってからの配送も多い宅配ドライバーにとっては必須機能でしょう。
前方のカメラは交差点などでの出会い頭の事故が記録できます。
後方のカメラはあおり運転等の対策にとても有効です。
後方からの追突事故では責任のほとんどを後方の車が負うため、どちらか迷った場合は前方カメラがおすすめです。
なお、最近では後方や側面からの幅寄せなどの映像も記録できる360度録画可能なモデルも出ていますので、必要に応じてカメラの数や種類を決めましょう。
ドライブレコーダーを設置したからといって過信はせず、安全運転は基本中の基本。
よく言われていることですが「だろう運転」ではなく「かもしれない運転」を心がけることです。
「ここで子供が飛び出してくるかもしれない」
「ここでこの車が急に右折するかもしれない」
など、危険な状況になることを予測して運転するほうがより安全運転に努めることができます。
業務中の事故が収入に直結する仕事のため、日々「かもしれない運転」を心がけていきましょう!
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