今年も確定申告の時期が近づいてきました。
個人事業主として働くドライバーの皆さん、そろそろ準備を始めていきましょう。
「今年初めて確定申告をやるのでまったく分からない」という方に向けてご説明します。
(詳しくは、税理士さんなど専門家にお問い合わせください)
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今年も確定申告の時期が近づいてきました。
個人事業主として働くドライバーの皆さん、そろそろ準備を始めていきましょう。
「今年初めて確定申告をやるのでまったく分からない」という方に向けてご説明します。
(詳しくは、税理士さんなど専門家にお問い合わせください)
青色申告を行うには事前申請として次の①と②が必要です。
①開業から1カ月以内に税務署に「開業届」を提出する。
②確定申告の対象年の3月15日まで(その年に開業した場合は開業から2カ月以内)に税務署に「青色申告承認申請書」を提出する。
開業から2カ月過ぎてしまった方など青色申告承認申請書を出していない方は、今年の分は白色申告となります。
翌年分については3月15日までに青色申告承認申請書を提出すれば青色申告にすることが可能になります。
確定申告に必要な書類は以下の通りです。
このほか青色申告では、賃借対照表、損益計算書等が必要になります。
また、総勘定帳、仕訳帳、現金出納帳、売掛帳、買掛帳、固定資産台帳、決算に関して作成した棚卸表といったものを作成することになります。
ここまで見るとお分かりの通り、会計の知識がない方は、税理士さんに依頼したほうが無難でしょう。
白色申告の場合は、「事業所得の内訳を記載している収支内訳書」が必要となります。
これを計算するためには、総収入金額と必要経費を計算するための金額が分かるもの(レシート、領収証など)が必要になってきます。
総収入に関しては、取引先からの支払明細書とか、入金額が分かるものなどです。
ほかにも、棚卸商品の損失被害で受け取った保険料や賠償金、廃品を売却した収入など事業に関する収入は該当します。
また、金銭ではなく物品で受け取ったものや、販売商品を自家用に消費した分なども計上します。
一方で必要経費ですが、原価や販売費、一般管理費があります。商品仕入代金である売上原価、給料、旅費交通費、交際費、地代家賃など、売上を得るために直接要した経費のことです。
消耗品費:ガソリン代や文房具などの費用
旅費交通費:高速道路の利用料金、駐車場代
通信費:携帯代
保険料:自賠責や任意保険などの保険料
接待交際費:関係者の接待やお中元お歳暮など
租税公課:軽自動車税や契約書の印紙など
減価償却費:車両など資産を購入した場合の減価償却費
なお、自宅兼事業所としている場合は、家賃、水道光熱費、固定資産税などを経費として計上することもできますが、業務のために使用した分だけを按分して計上することになります。
こうしたことをもとに所得の金額を計算していきます。
また、医療費控除やふるさと納税等の寄附金控除なども計算が必要になります。これらの証明書も保存しておいて、控除額の計算もしましょう。
その他詳細は、税務署や税理士さんに問い合わせるか、多くの税理士さんがインターネットで記事を挙げているので、それらを参照してください。
このほか、郵送での提出や、税務署に設置してある時間外収受箱に投函という方法もあります。
e-taxは難しい、開庁時間に窓口に行けない、といった方には良い方法です。
ただし、いずれも期限日の発送、投函では期限日での提出扱いにならない可能性があるので、遅くとも期限日の前日までに投函を済ませておきましょう。
年末調整がある会社員と違い、個人事業主となると自分で確定申告をしなければいけません。
初めての年は戸惑いもあるかもしれませんが、毎年ほぼ同じなので、一度やればある程度わかってきます。
とはいえ、分からないときは一人で抱え込まず、お近くの税理士さんに相談した方が早いでしょう。
一人で抱え込んで時間と労力を割くくらいなら、税理士さんにお金払ってでもやってもらった方が、その分自分はドライバーとして働く時間を捻出できるので建設的、と考えても良いでしょう。
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