第24号 #24

KBT MAGAZINE

KHG株式会社

INTERVIEW

KBT-GROUP最大の強みは、
相談できる先輩の存在です。
ご縁とタイミング・情報共有こそが
成功のカギですね。

#24
KBT-GROUP大阪東店 
KHG株式会社 
代表取締役 川村 忠義さん

全国のFC加盟店の仲間に会いにいく連載インタビュー企画

KBT-GROUP大阪東店 
KHG株式会社

川村 忠義代表取締役

img01
--
KBT-GROUPに加盟されてから何年目になりますか?きっかけをお聞かせください。
川村さん
今KBT-GROUPに加盟して3年目になります。きっかけは既に加盟していた金沢店の高野さんと芦屋店の加藤さんでした。この2人とは、仕事を始める以前からの友人で、高野さんの実家が私の実家と同じプロパンガス屋さんという共通点もありました。高野さんがKBT-GROUP に加盟して3期目の時に、KBT-GROUPのお話を初めて聞き運送業界の現状について色々と教えてくれて、自分も始めてみようかなと思いました。
また、私は空手道場をいくつか持っていて空手を教えています。私の空手の後輩のいとこが荷主の会社さんに勤めていて、その空手のご縁でタイミングよく委託車両の1台目を入れてもらえたことで実際に事業が動き出しました。
--
ご友人からの紹介で信頼があったかと思いますが、最初話を聞いたときはどう感じましたか?
川村さん
正直なところ、はじめは畑違いのことで全然わかりませんでした。結局成功している人の話ばかりで、本当にこんなにうまくできるのかなという思いでした。
でも金沢店の高野さんから、北陸での売り上げがどのくらいかを聞いていて、単純な発想でマーケットの大きさは違うけれども、大阪で同じようにしたら3年で同じくらいの数字まで達成できるかな?と、実は思っていました。到達しなかったら嫌だから言わなかったですけど(笑)
--
確実な手応えがあったということですよね。
川村さん
はい。2年目で想定の数字に達成しました。1年目で50台まで増え、目標としていた数字をクリアできて、2年目で3倍強の売り上げに達成しました。今は更にその倍くらいに到達する勢いです。自分の思っていた3年目の数字を2年目で超えました。コロナ禍で、他業界の売り上げは横這いかそれ以下でしたが、運送業界の需要が一気に伸びたことも背景にあります。
img02
--
KBT-GROUPに加盟して良かった点はありますか?
川村さん
KBT-GROUPの一番の良さは、相談できる場所が多いところです。仲間意識が強く助け合っています。今このようにうまくいっているのは、困ったときに先輩に相談できる環境があることが大きいです。
売り上げと台数が増えるとともに問題がどんどん違う形で出てくるのですが、人数で解決できる問題もあります。あとは、ドライバーさんを先に募集した方がいいのか、仕事を先にとってきた方がいいのかなど、みんな絶対に最初にぶつかる悩みがあるのですが、先駆者がいたから相談することができ、問題解決につながりました。自分1人で勝手にやっていたらこうはなっていなかったです。
突発的なトラブルも、トラブル情報をKBT-GROUP本部のチャットで共有してもらえるので、予め回避できる点も良いです。初めのつらい時期に高野さんがいてくれたのは助かりました。実際に同じ経験をして、会社を成長させている先輩たちがいるので安心して仕事ができます。そういった方たちと一緒に仕事ができることが光栄です。 また、KBT-GROUPは他社に比べると契約しているドライバーさんの人数や車両の台数などが桁違いに多いです。それに仕事の量も数多くあるので、ドライバーさんを採用してから仕事を見つけるまでのスピードが速いと思いました。私自身もこのスピードが大事だと思っています。
--
そうですね。スピード感は重要ですね。そして、情報の共有は何よりの財産と皆さんおっしゃいますね。
川村さん
うまくいってない人は情報を共有できてないんじゃないかな。人に聞ける環境があるのに、素直に聞けないというのはもったいないと思います。
そして、KBT-GROUPの加盟店同士で仕事をシェアするときにもKBT-GROUPならではの、お互いにフェアな仕組みがあるのですが、その仕組みが素晴らしいです。1年目だとできなかったことがKBT-GROUPの仕組みと周りとのノウハウの共有でできるようになり、経験ある方との相談ができたからこそ、今の売り上げがある。すべてそのおかげです。
--
一番大変だったことは何ですか?
川村さん
やっぱり1年目が一番大変でした。47歳でスタートしましたが、最初の1年で一生分謝りましたね(笑)そして、大阪は仕事がなくて大変でした。離れていく人もいましたし、ルーズな人がいたり(笑)
会社の利益に余裕ができてうまく回るまでは、広告も打てなかったので人も集められなかったです。10台目がクリアできた頃に少し楽になりました。人数で解決できた問題というのはそこだったと思います。
あと関西では、KBT-GROUPに加盟しているニシオモーターさんという中古車屋さんが、KBT-GROUP加盟店の車両リースも行っていて、名義変更など車のことは全部段取りしてくれています。人がいても車がないから仕事のオファーが来ても受けられないという運送業者さんもあるらしいですが、私らにはその心配はなく大変心強いです。
img03
--
ドライバーさんの求人は、コンスタントに掲載していますか?
川村さん
はい。今も求人募集を出しています。取引会社の発注方法の変更や、他のお客さんのオファーにも対応できるよう求人は常に出すようにしています。
それに、軽貨物だけでなく多角経営をしている加盟店も多いので、KBT-GROUPの横のつながりで、採用したドライバーさんのフォローができています。例えば、住み込みで働きたいドライバーさんがいる時に、不動産の知り合いを紹介してもらったり、スケールメリットがとても大きく、KBT-GROUP内でほぼすべてのことが賄えちゃうのではないかというくらいです。KBT-GROUPを知れば知るほど、メリットが多いと感じます。
--
100人のドライバーさんを束ねているということですが、どのような体制で運営されているのでしょうか。
川村さん
私の会社は、私と事務員さんの2人です。ドライバーさんはすべて委託契約でお願いしていて、その中に7人のリーダーがいます。社員がいなくても、管理店のような動きをしてうまく現場を回してくれています。人を教えると自分のパフォーマンスが下がってしまうので、リーダー手当等を支給させていただいています。給与形態も、日当+ガソリン代や、売上保証など何パターンか用意してあり、その人に合った形を選んでもらって融通を利かせています。
--
異業種からKBT-GROUPへ加盟して、これから軽貨物運送業で成功する秘訣や魅力について教えて下さい。
川村さん
コロナ禍になり、飲食業が厳しくなったことで、実家のプロパンガス業も伸びなくなりました。でもご縁があって始めた軽貨物事業のおかげで助かりました。子供に何か残してあげたいという思いが強くなり、今年の春からプロパンガス業は父に任せ、私は運送業をやっていくことにしました。つながったご縁を生かすことが大事です。
異業種からはじめる方は、現在の通信販売やECの増加に直結しているのが物流ということを見て、どう感じるかが大事だと思います。1~3年で何億も稼げる仕事は、他にあまりないと思います。そのECの右肩上がり=軽貨物運送業の数字をビジネスチャンスと捉えられるかどうかではないでしょうか。あと企業配達や、ドライバーさんとして独立する等多様な展開ができるのも魅力だと思います。
--
今後の展望をお聞かせください。
川村さん
今は百貨店とか給食材料の配達は、コロナによって大打撃を受けていますが、私のところは企業配達が少ないので、コロナが終息したら企業配達の仕事を多くとっていきたいです。
そして、待ったはきかないこの業界では必要とされた時にドライバーさんと車をセットで出せるスピードも重要です。資金力を蓄え車両台数を増やし、リーダーによる研修で質の高いドライバーさんの育成と確保を行い、会社の品質を高く保っていきたい。そして、私は人とのつながりやご縁を大切にしてより良いエリアの案件を獲得していきたいです。
プロフィール写真

オーナープロフィール

KHG株式会社

代表取締役 川村 忠義

1970年7月25日

座右の銘:明日の自分が今日を後悔しない様に

いままでやってきたお仕事:プロパンガス販売業(家業)